コロナ対策下企業のサービス低下の是非を問う
このページでは、コロナ対策によって生ずる各種サービスの低下の是非を検討します。
当然、コロナ対策下では避けられない事情があってサービスを犠牲にせざるを得ないケースも存在します。このことはコロナ対策と経済の両立の問題とが重なり合うこともあるでしょう。
今回、このサイトの改修から得られた経験に因んで説明したいと思います。
利用しているCMS(ホームページ作成用アプリ)の大幅バージョンアップと、利用しているサーバーの仕様変更の要請から、やむを得ず改修を迫られたわけです。
期限が迫っていてかなり焦っていた事情もありますが、利用中のアプリを乗り換えるために手っ取り早く「専門家」に相談するところから始めました。
この種の「専門家」は企業向けや商用のサイトを相手にしていることが多く、多機能で複雑なサイト構築を得意としていました。そのことをなかなか理解できず、私のサイトがブログタイプのごくシンプルなものであることを一生懸命訴え続けたのですが、不幸なことにこの理解が共有できず「多機能、複雑化」の道にはまり込んでしまいました。
結局「シンプルイズベスト」の確信のもと、自力解決の道を歩み始めたのです。この過程でCMS担当者やサーバーの問い合わせコーナーを利用して質問をする機会が多くなりました。
私の問い合わせ先は決してコロナの影響で売り上げが落ちている相手ではなくむしろ逆の立場です、にもかかわらず電話での問い合わせは一切応じない、メールでの質問のみに限定され受付時間も大幅に短縮されるなど、不便さは極まりない状況でした。一つの問いに要する回答が一週間もかかる事態は到底我慢できるものではありません。特にインターネットに関する疑問は非常に複雑で一問・一答で解決できるようなことはまずありえません。
困っている事情を訴えても「窓口の縮小は国からの指示でどこでも実施していることです」との返事でした。これこそ昔の国鉄の遵法っ闘争の変形ではないかと疑問をもった次第です。
最初に述べた通り、避けられない事情でサービスの縮小をやらざるを得ない、やらなければ倒産を待つばかりと云う業界もあることはよくわかっております。そしてコロナのもたらす良い面として「過剰サービスを排してスリムになる」利点も見逃せません。
以上を理解したうえで、総合的に判断すれば、累計アクセス数70万件、常時読者9000人を擁する「八景島ツイート」に障害を与える遵法闘争だけはやめてもらいたいとの結論でした。
こんな悪戦苦闘の折も折、安倍首相の退任のニュースが飛び込んできました。病気理由という事であれば去る者に「ご苦労様でした」と云うくらいの度量を持つべきだと云う識者もおります。
しかし、その後の政界の動きを見ていますと総裁選の方法論に始終し、体制は少しも変えない方向に向かっているように見えてなりません。
ますます、「新八景島ツイート」であらゆる情報を提供していく必要性を強く感じている次第です。
そして今こそ、「Diversity&Sustainabilety」の視点が必要になってきたと自覚しております。